ファイル共有
拠点が異なるPC間でも、PCに設定された共有フォルダの参照が可能になります。
また、ファイルサーバーを設置すれば、全拠点のデータを一元管理することができ、ファイルサーバーのみをバックアップすれば、データの維持コストの削減にもつながります。
拠点が異なるPC間でも、PCに設定された共有フォルダの参照が可能になります。
また、ファイルサーバーを設置すれば、全拠点のデータを一元管理することができ、ファイルサーバーのみをバックアップすれば、データの維持コストの削減にもつながります。
拠点が異なるPCを、あたかも自分のPCであるかのように操作することができます。
例えば、本社のPCのモニタに支店のPCのデスクトップ画面を表示させ、本社のPCのマウスで支店のPCのカーソルを動かし、本社のPCのキーボードで、支店のPCの文字入力を行う「遠隔操作」が可能になります。
テレワークや働き方改革の普及により、自宅や外出先からのSIMを活用したリモートアクセスも普及しています。
PCに限らず、拠点が異なる建物内のネットワーク機器を操作することが可能になります。
例えば、違う支店のプリンターで書類を印字したり、日本全国の防犯カメラの映像をチェックするだけでなくカメラの向きを調整したり、PCだけでなく、あらゆる機器を「遠隔操作」することが可能になります。
各拠点間のテレビ会議、無料音声通話といった双方向コミュニケーションでも、VPNがあれば対応機器を導入するだけで可能になります。
これまで専用線が主流だったVPN環境の構築ですが、専用線の欠点は「拠点間ごとに回線が必要」だった事です。
例えば、2拠点であれば専用線は1本ですが、3拠点を相互に繋ぐ場合は3本、4拠点は6本、5拠点は10本・・・と、階差数列で増えていきますので、拠点が多ければ多いほどコストが飛躍的に高額になってしまいます。
そのため、当時のVPNは本社一極集中が主流で、支店間相互は限定的でした。
インターネットVPNは、各拠点にVPN機器を導入するだけで、インターネット回線を利用したVPN構築が可能です。各拠点のコストは、OCNのフレッツ光の定額料金とVPN機器だけで可能になる、という訳です。(あとは必要に応じて保守料金が掛かります)